読了)知識を操る超読書術
知識を操る超読書術
著:メンタリストDaiGo
読了
本書は、圧倒的なインプット・アウトプットを生み出しているメンタリストDaiGoさんの読書術について書かれた本。毎日10冊〜20冊の本を読むというDaiGoさんの本の読み方、読書テクニックを学ぶことができます。
この本に書かれている内容を実行すれば、読書量だけでなく、記憶力、理解力、読解力、集中力の向上にも繋がり、読書の質が上がること間違いなしです。
かなり盛りだくさんの内容で、色々な読書術、テクニックが紹介されていましたが、
ここでは、書名にもなっている「知識を操る読書のサイクル」という内容について、3つのポイントで解説したいと思います。
●知識を操る読書のサイクル
1つ目は「本を読む準備をする」です。
この読む前の準備についても、いくつかのものが紹介されていましたが、その中で最もシンプルで簡単に実行できる内容をお伝えします。
それは、『読む前に「得たい知識、その本から何を手に入れたいのか」を考え、明確にする』です。
これについては、考えるだけでも効果はあるようですが、「書き出す」ことで、より記憶に定着しやすいということも書かれていました。
次、2つめは「本の読み方を知る」です。
これについても、具体的なテクニックを1つ紹介します。それは、「スキミング」という読み方です。スキミングとは「拾い読み」のこと。読むべき箇所、読まない箇所を選び、自分に必要なところだけを読む。というやり方で、読むべき箇所はゆっくり読み、読まない箇所は文字通り読まない。その他のところは、さっと読む。といったテクニックです。
さいご、3つめは「本から得た知識をアウトプットする」です。自分が実際にアウトプットする場面を想定して読むことで、より記憶に定着しやすくなります。そして、想定するだけでなく「実行に移す」ことがさらに重要です。アウトプットの例として、例えば、「人に話す・教える」とか「ブログに書く」「YouTubeで発信する」といっあことです。
この「知識を操る読書のサイクル」
①本を読む準備をする
②本の読み方を知る
③本から得た知識をアウトプットする
で、「読む準備を整え、正しい読み方を身につけ実践し、読書後の生活に本を役立てる」
これだけでも、これまでの読書より、速く読むことができ、より質の高い読書になると思います。
これ以外にも、
・いくつかの読書テクニック
や
・記憶に定着しやすいベストな復習のタイミング
・説明能力と説得力を高める方法
・運動と読書の関係
・ベストな復習のタイミング
といったことについても書かれていて、学びの思い一冊になっています。
是非、皆さんもこの本を手に取って、読んで、実行に移す、というところまで、行動して欲しいと思います。
きっと、これまでより、生産性の高い読書ができると思います。
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【その他】
・自分の感想、感情を入れて要約
・本から得たことを実践+習慣化
・運動+読書で、読書の質アップ
・想起⇢目を閉じて、何も見ないで内容を思い出す。※これをするだけで、記憶に定着する確率が50〜70%アップ
・テクニカルターム⇢専門用語
・みんなが覚えてないことを覚え、アウトプットに使う
・本から得たことを実践+習慣化
・自信満々に語る
・1冊の中のコアメッセージは10%くらい
・要するに読み
・キュリオシティギャップ⇢好奇心を刺激
・ワーキングメモリ
・インターリーピング睡眠⇢合間で睡眠、休憩
・カラーバス効果
・BDNF⇢脳由来神経栄養因子
・教えるつもりで読む⇢記憶定着率が28%アップ